【ダイヤモンド】魅力的な宝石の撮影方法。抑えるべき3つのポイント。
こんにちは。カメラマンの三宅です。
撮影が難しいと言われている宝石撮影。
透明がゆえに撮影するにはコツがいるのですが、コツよりも前に、ダイヤモンドに対する熟達した専門知識が必要です。
宝石を購入するような、特に高額なダイヤモンドを購入するお客様の層はダイヤモンドの知識が非常に豊富です。
カメラマンもしっかり同程度の知識を身につけ、「綺麗」に「売れる」写真を両立させ、クライアントに付加価値、つまり利益に貢献するために最善を尽くす必要があります。
この記事では宝石専門に何年も撮影していた時期がある僕が、知識があり目が肥えているお客様でも思わず写真を見て唸る、抑えるべき3つのポイントを解説したいと思います。
ダイヤモンドが美しいと言われている3つのポイント。
ダイヤモンドは綺麗、美しいと言われることが多いですが「どこか美しい」「どこが綺麗」と言われているのでしょうか。結論から言いますと、
- シンチレーション
- ディスパーション(ファイヤ)
- ブリリアンシー
この3点が美しいと言われている3つのポイントです。
ダイヤモンドの品質が良いほど、この3つのポイントを丁寧に抑えることが、非常に美しく撮影できます。
シンチレーション
ダイヤモンドは数多くの面(ファセット)で構成されています。その面が跳ね返す光のことを言います。
光に当てられたダイヤモンドをいろんな角度から見ると、表面がキラリと輝いて見えると思います。あの煌めきのことです。
ディスパーション(ファイヤ)
ダイヤモンドの内部に侵入した光が内部で屈折、反射を繰り返した際に虹色に見えます。品質の良いダイヤモンド程、強い虹色を視認することができます。
意識するととても見やすいので、ルーペでじっくり観察して見て下さい。
ブリリアンシー
ダイヤモンドの内部に侵入した光が内部で屈折を繰り返すことなく、手前に戻ってくる光のことです。ダイヤモンドが内部で白く光っている輝きといえばイメージしやすいと思います。
まだまだ多くの知識、撮影方法がありますが、この3点を最低限抑えることで、目の肥えたお客様にも「お、このカメラマン、ダイヤモンドを知っているな」と、とても良い心証を持ってくれる要素の1つとなります。
ダイヤモンドは高額な宝石ですから、やはりお客様の心象としても「専門家」から購入したいものですよね。
まずはこの3つの美しいポイントを抑えよう!
多くのカメラマンは自身の感覚で「これが綺麗」と自身の感性で撮影をしますが、この撮り方をすると目が肥えた知識があるお客様を唸らせることができません。
つまり、販売と集客に繋がりません。
フォトドリップは宝石専門に撮影していたカメラマンが所属しています。
ダイヤモンドではなくサファイヤ、ルビーなどの色石にも対応できますので、商品をより売れるような写真が欲しいというお客様はぜひお声がけ下さい。