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「Photo drip」カメラマンのブログ

ショーケースにディスプレイされた時計2つのイメージ写真

商品撮影を代行しませんか?撮影のポイントと撮る際のコツ。

こんにちは、カメラマンの三宅です。

コロナの影響で通販サイトで自社商品を販売する法人様や個人事業主の方が増えています。
ただ、通販サイトを開設したからといって、すぐに自社商品が売れていくわけではありません。通販サイトで商品が売れる要素をきちんと設計し、実装していくことが重要です。

そこで重要な要素として、僕が一番重要な要素と考えているのは商品写真です。
おそらく多くの方も商品写真が重要だと考えていると思います。

ただ、こう思う人がいるんじゃないかと思います。

「綺麗に撮れば商品がもっと売れるようになる」
「商品を今以上に売りたいから、もっと撮影技術を上げたい」

この考えは半分あってて、確かに綺麗な写真を掲載することは通販サイトでは重要なんですが、これだけじゃ商品は売れないんですね。
商品は綺麗に撮るだけでは足らないんです。

ビジュアルメインとセールメインで分けて撮影ができていますか?

僕は商品写真を撮影するときは2つに分けて考えています。

  • ビジュアルメイン:印象的な写真でお客様に興味を持ってもらう写真。
  • セールメイン:商品の特徴や魅力を正確に捉え、お客様を説得し購入してもらう写真。

ここをしっかり分けて写真を撮る必要があります。

ビジュアルメインの写真=お客様の感情に訴求する。

多くの方が通販サイトを利用したことがあると思いますので、自分の行動を思い返してみてください。
例えば、指輪を探すのであれば楽天市場で検索窓でキーワード、この場合は「指輪」ですね。このキーワードで検索をかけると思います。

そうすると、指輪を販売している店舗の一覧が写真と共に表示されると思います。
その写真がビジュアルメインの写真です。

お客様はまず感情(可愛い、かっこいい、美しい)で商品に興味を持ちます。
そこから商品名と値段に目が流れ、商品ページをクリックするのです。

ビジュアルメインの写真はお客様の来店動機の重要な要素ですね。

セールメインの写真=お客様を説得する。

ビジュアルメインの写真からクリックされ、遷移した先にあるのはセールメインの写真です。
複数の写真、つまり「組写真」で構成されます。

お客様は商品を買うか迷っているとき、次のようなことを考えます。

  • 商品は金額に見合っているだろうか。
  • 商品の品質は良いだろうか。
  • 商品の手触りや重さはどうだろうか。
  • 商品の使い勝手はどうだろうか。
  • 商品は人から羨ましがられたり、目立つものだろうか。

いくつか例を上げましたが、つまりお客様は商品の価値が金額に見合っているだろうかという考えます。

セールメインの写真はお客様に購入を促すために、説得する重要な写真です。

商品写真の見直しをしませんか?

僕も商品写真を撮影し始めた当初は「綺麗に撮れば商品が売れる」と考えてて、お客様の気持ちを考えてなかったですし、写真で説得しようという気持ちはありませんでした。
もちろん綺麗な写真は重要な要素ではありますし、通販サイトで商品を売るには細かな作業をたくさんしなければなりません。

ただ、この意識を持って写真を撮り続けたことも月商数1000万の通販サイトに持っていくことができた重要な要素の1つと思っています。

あなたも一度、自分の販売した商品の魅力や他社にない優位性を見直してみてください。

そして、ビジュアルメインの写真、セールメインの写真をしっかり分けて考えて撮影することでお客様があなたの通販サイトに訪れる数(UU数)や注文している数(CV数)を改善することがきっとできると思いますのでお試しください。

最後にちょっと宣伝です。
フォトドリップでは「EC通販サイトに特化した撮影指導サービス」も提供してますので、撮影のアドバイスを受けたい個人の方や、自社の撮影チームの強化を考えている方もぜひお問い合わせくださいませ。

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三宅 伸幸

撮影歴14年目。出張撮影専門「Photo drip」代表。ウエディングスタジオ「NIWATOL」の前撮りカメラマンとしても活動中。創作写真、ポートレート、風景写真で表現活動も。

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